小学5年生の頃、子猫を飼ってた。
子猫はなついてくれた。
いつだって私のそばにいてくれた。
『いっしょに死のう。』と私は言った。
だって辛かった。
世界が怖い。私はたったひとりぽっち。
とうさんは裏切った。かあさんは見向きもしない。おとうとたちは自分の事でせいいっぱいだった。
ともだちなんてしょせんは他人だ。親戚なんて偽善者だった。
どこにも居場所がない。だから依存した。
お互いにひとつだった。
一匹の子猫と私。満たされてた。それはたしかに『シアワセ』だった。
だけど
子猫は死んだ子猫は死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
つめたくなってた
こわかった
たいせつな存在が 消えた
消えた消えた消えた消えた
どうすればいい?この心はどうすればいい!!!!!!!!!!!
辛い心は、時間が癒してくれた
大好きな友達もできた
だけど裏切られた。
そして、いつだって離れていくのは大切な人ばかりだ
大好きだって思ってる人が簡単にうらぎっていっちゃう
ただ、ひたむきな『愛情』を欲してた。
依存したかった。
だけれどいまはただ、こわくてしょうがない
ひとをあいすることがしあわせだっていうのはわかるよ
だけれど、
同じようにかえってこないなら、それはあわれだよ。
子猫はあたたかかった。
大切な人はたくさんできた。
けれど、きっと卒業したらまたきえていっちゃうんだろう
もういやだ
心なんてなくなってしまえばいいのにと。
けれど今はすごく楽しい人のあたたかさをまた知ってしまっているんだ。
どうすればいい?どうすれば・・・私は誰かに本当に必要とされる人間になれるのかな。
一途な裏切りの無い愛情を欲している自分が情けないよ。
哀しいほど孤独だった。
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