土曜日は弟の卒園式でした。
私は参加しなかったんですが、意気揚揚(?)と帰ってきた弟の姿を見ててなんか、泣いてしまった。
新米ママかよ!ってツッコミはなしね^^
私、幼稚園は故郷青森でして、卒園と同時にこっち(北海道)来たのね。
だから青森で仲良くなった友達とはその時点でお別れしてしまって、ちいさかったから文通なんて思いつかなかったし、それきりになってしまった。
弟はこっちの幼稚園だから遠くはないけど、けれど小学校は別々。
だから、お別れしてしまったお友達、これっきりになってしまった仲間が沢山、いるんだと思うの。
弟は笑顔だったけれど、小学校へ行くのを楽しみにしてたけど、
そしてそれは当時の私も、例外じゃなかったんだけど、
だけど、こうやって年月がたって、改めて考えたらね、すごく、悲しいことだったんだなぁって。
だってもう、私はあのときのお友達の名前を、思い出を、ほんの少しだけしか思い出せない。
高校を今年卒業した。泣かなかった。
だけど、今は友達と繋がることができる。
まだ繋がっていられる。
あの頃は本当に一日のすべてが楽しくて、発見で、そう、毎日が宝石のようだった。
朝になるのが待ち遠しくって、夕方になるとちょっと寂しい。
『またね』と手を振ることが、あんなにも悲しかった日々は、大人になると消えてしまった。
情報化が進んだ未来はとても便利で快適で、今もメールをすれば、きっと友達とまたおしゃべりできる。
これっきりを感じさせないんだ。
あのとき、車に乗ってお別れするとき、私は泣いていたかな。
最後に伝えた言葉は、「またね」だったのかな。
記憶が光るばかりで、蘇らなくなった、子供の私。
大好きな歌詞の一部↓
寂しくなんかないってば さよならしても
悲しくなんかないってば 片手をふっても
それなのに へんだよね
夕焼け空の雲が うるうる雨に変わりそう
なみだに なりそう
ありがとう 思い出を
ありがとう 楽しかったよ
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生きていて、沢山の人と出会えて、 本当に、良かった。
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